Picchio Dal Pozzo (Picchio Dal Pozzo)

1976年の1st。 イタリアン・ロックだけどカンタベリー寄りなのが興味深く、緻密といえる演奏の合間にもイタリアらしいアッパーさが見え隠れし、ソフトマシーンかなぁって思っててもすぐにゴングだこれwなんて思ってしまう。

ソフトマシーンでゴングだって言ってしまえばおおむね完了なのではありますけれども、よくよく聴くと繊細で美しく、激しく陽気で、クラシカルな構築美とジャズロックの勢いが通底しており、ときよりマイク・オールドフィールドだったりハットフィールドだったり、前衛だったりで忙しい。

Picchio Dal Pozzoは1980年に2nd、そして近年未発表曲の編集盤やら再結成盤だのライブ盤だの出していて追いきれない状況だけど(公式サイト的には2014年までの活動がフォローされている)掘り下げたいところでもありますなー。