ジャケットがまったく私好みじゃなくて、内容が予想できないところもどうかと思うけど、他の作品もジャケットもどっこいどっこいで、これ以上つっこむのも酷な気がして。
これは1975年リリースの3rd。 2ndのタイトルが「Cosmic Funk」だったりして、そこからの波及を感じることができ、コズミックでスペーシーで…というか2ndまでがフリー要素が強くてなに演ってんだかわかんない、BGMとしては適していないのに比べ、この3rdはファンク色がそこそこ出ていて聴きやすい。 代表作と言われれるのもうなづける。 それなりにスピリチュアルではあるけども。
見かけによらず生楽器がおおいのもよくて、とらえどころのないボーカルも魅力的なんですけど、このボーカルさん、Lonnieさんの実弟(Donaldさん)でして、あたしなんざ最初、女性(アネキ気質の)かと思っちゃった。 ほんにどうにもつかみどころのない…
アルバムのラストは美しい佳曲「My Love」。 よくよく聴くとサンバっぽくもあって、ドナルドさんのボーカルも素敵だし、エモーショナルなんですよね。