昔、もう20年弱昔、ラウンジ系と称する音楽の一群が流行って、やれ hotel costes やら buddha-bar やらコンピを、それこそ新しいのがでると条件反射的に買っていたものですけれど、いやもちろん聴きまくっていたんですけど、結局はこういったコンピを聴くのが目的になって、そこから収録アーティストの単独作に繋げることは極めて少なかったという反省があります。
であれば、いまや Spotify やらなんやら、コンピよろしく誰ぞのプレイリストを舐め回すように聴くことも、いや、聴き流すこともできるのではありますが、どうも私の場合そういう聴き方はできないようで、ビシッッッとプレイリスト(というかトラックリスト)があって、今聴いているのはなんで、さっき聴いてたのは今聴いてるのよっか何曲前で、トラックリスト見ればすぐに追えるし、好きなときに即座に聴き直すことができないとおちおち音楽すら聴けない年寄体質なんだと自覚する今日このごろではありました。
ふとしたきっかけで、Expansionから毎年出ているこの Luxury Soul というコンピを聴いています。 主に寝るときにかけっぱなしにしており、「ぬわ!この曲誰!?」ってなると携帯電話を起こして確認するもんだから、今ひとつ眠りが足りない…。
こういうコンピから、収録アーティストの単独作に繋げられないと先ほど書きましたけど、いまもそう。 これを機に改めようとおもったりおもわなんだりです。