シカゴの6人編成バンド、1971年の作品。 (エレクトリック)ヴァイオリンなメンバーさんがいるので、1971年産ではありますが妙に洗練されちゃったりして。 かつ、12弦ギターなメンバーさんもいる(しかもほとんどの曲を書いている)のでByrdsっぽくもなっちゃってたり。 シタールだのハープシコードだの・・・って、どういうスタンスのバンドなのかわかりづらいかもしれませんけど、ぶっちゃけサイケバンド?みたいな?(ぶっちゃけすぎ)
アメリカのバンドのわりにはアメリカン・ロック的なアプローチが見られず、女性ボーカルがサイケっぽいと言えないこともなく、さっきぶっちゃけちゃったところは要するにとらえどころのなさがサイケですって言いたいだけだったりもするんですが、ちょっぴり繊細な雰囲気を漂わせているところがこのバンドの持ち味なんじゃないかって思います。 このフォーク・ロックは当時、売れなかったそう。 そりゃそうだよなぁ。
ちなみにヴァイオリンのGregory Blochさん、この後 It’s a beautiful dayに参加(1973年の…Todayに)し、そしてあのPFMにも参加(1977年のJet Lagから)したのだそうな。 PFMにつながるとはおそるべし。