Robb Kunkel というアーティストについては全然知らない。 Tumbleweed Records の裏方さん(A&R!)だったそうで、そのレコード会社の最後のリリースがこれなんだそうです。 1973年のリリース。
ストリングスありホーンあり、と、先ずの感想を書いてしまうとそれに引っ張られてしまうかもしれませんけれども、収録曲のジャンルは破綻していて、フォーキーなSSW風であったりソフトロック調だったりしつつも、サイケっぽさもあり(存在そのものがサイケとも言える)、ジャズ・ロックっぽい面もあったり、カントリーっぽくもあり、もうなんだかわかんない。 ごった煮なんであります。 ジャケットも大変に変だし。
ただ、通底しているのはポップだということ。 偏りすぎていずに、ポップを軸にしているので、どの曲も聴きやすい。 聴きやすいけど軽く傾いているので妙ちくりんだと。