Kallocain is the second album from Paatos and was mixed by Steve Wilson (Porcupine Tree). The Swedish band entitles their music “melancolic post rock” with influences ranging from Björk, Can, King Crimson and Portishead, amongst many others. Paatos made their way into the music business very quickly: The first album (Timeloss) was signed to a major label (Stockholm Records, a subsidiary of Universal Music) for Sweden and was soon followed by Paatos appearance in TV, radio and film. For their second album Kallocain, Paatos have signed a worldwide deal with Insideout Music and on the enthusiastic reactions from Timeloss, this new CD will be strongly awaited from both the media and fans alike. The Special Edition comes packaged in a special Digipak with bonus DVD featuring footage from the Rockpalast concert in January 2004.
Paatos はスウェーデンのバンドで、2002年に1stをリリースしたってんですから Anekdoten なんかかすると1世代後のバンドになるんでしょうけど、スウェーデンというか北欧はどうしたわけかこういう真っ暗というか闇というか、その割には陽が差しているんで白夜のような、なんとしてもメランコリックな音楽を聴かせてくれます。
メランコリックといえば上の解説にもあるとおりに「メランコリック・ポストロック」と評されていたそうで、さもありなん。 たいへんに叙情的。
もっと具体的にぶっちゃけていうと、後期 Cardigans に Björk が加入し、なぜかプログレに転向しちゃったけどやりきれていなくてポストロックになりました、という感じでしょうか。 ちょっとむりやりでしょうか。
YouTubeであれこれ調べていると、バンドはいったん解散したらしく、去年だかの再結成ライブの動画がアップされています。 何枚かアルバムを出すうちにトラブルが生じたのか動向が見えにくくなったんですけど、やっぱり解散していたんですね。 Paatos はどのアルバムもそれなりにいいんですよ。 だいたいが一貫したスタイルを保ってまして、しいて言えば1stがプログレよりでこれもおすすめではありますけど、私はやっぱりこの2ndが一番好きです。