BGMとTechnodelicがすべてであるという中期至上主義者であった私にはこの上ない書籍で、あわよくば1stと2ndについても深く講じられており、いやすごいですね4刷ですってよ。
音源を聴きながら読むのが味わい深くてよいです。 内容において記憶の曖昧さなどが批判されている向きもありますけど、昔の話ですしね、細かぁ〜いところで「そうだったのか!」なんて驚きながら小躍りしながら聴いて読むのが純粋でいいと私は思うなぁ。
続々増刷! 4刷出来! 祝YMO結成40周年!
レコーディング・スタッフとして『散開』までを見届けた著者が、
豪華ゲストとともに解き明かすテクノ・ポップの魔法!78年のデビュー作『イエロー・マジック・オーケストラ』に始まり、
『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』『BGM』『テクノデリック』『浮気なぼくら』、
そして93年の『テクノドン』まで、YMOが発表した6枚のスタジオ・アルバムは、
その後の世界のポップスを変えました。
本書はそのレコーディング・プロセスに深く分け入り、
細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏というメンバー3人の共同作業から生まれた
YMOのいまなお新しい音楽性の秘密を探っていきます。著者は80年代にYMOのアシスタントを務めたのち、
サザンオールスターズ、布袋寅泰、玉置浩二、JUDY AND MARRY、ウルフルズなどを手がけ、
現在は音楽プロデューサー/アレンジャー//シンセサイザー・プログラマーとして活躍中。■対談ゲスト
松武秀樹(シンセサイザー・プログラマー/作編曲/音楽プロデューサー)
飯尾芳史(レコーディング・エンジニア/プロデューサー)
砂原良徳(ミュージシャン)
木本ヤスオ(サウンド・プロデューサー/アレンジャー/シンセサイザー・プログラマー)