著者の著作を集中的に読もうと画策しているところですが、実際問題時間がとれず遅読状態。
狩猟とアイヌ語のマタギ村、出雲の阿国の「綾子舞い」を伝える北陸の芸能村、天皇の即位に麻の礼服を貢納し続ける山奥の村…限界集落など、長い歴史の残る、七つの不思議な村の探訪紀行。宮本常一「忘れられた日本人」を今に引き継ぐ民俗誌。
なんなら「忘れられた日本人」を先に読んでおくのであったと後悔しつつも、こっちはこっちでたいへん興味深く読みました。 アイヌ語と朝鮮語のくだりなんかも舐めるように読んでしまったところながら、タイミング的にはやはり麁服(あらたえ)についてなのかな。
大嘗祭で献上、麁服に使う麻の種まき 桜満開の徳島で
https://www.asahi.com/articles/ASM493DJDM49PUTB007.html
大嘗祭の麁服(あらたえ)調進準備 三木信夫さん
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40029440V10C19A1962M00/
(語る ひと・まち・産業)阿波忌部直系 徳島の麻文化再興訴え
大嘗祭で着る麻の衣服。 それがどういうわけか徳島県の美馬市というえらいところで作られるというんですよ。 なんかすごいな日本、てなわけです。