Symphonic Slam はカナダのバンドで、この唯一作は1976年のリリース。 かなりマイナーな1枚なんですけど、360システム ポリフォニックギターシンセサイザーを駆使した1枚!という謳い文句があったそうで、そんなこと知らずに聴いてしまった私ではありました。
ジャケット見て、あーサイケがかったハードロックかなぁと思いきや近からず遠からずで、まだプロトタイプではあったというくだんのギターシンセやら分厚いキーボード、大げさすぎるドラムが奏でるハードロックにほど近いシンフォニックプログレです。
悪くはないんだけど良くもない。 そもそもシンフォニックプログレがよくわかんないで聴いている向きもありますんで、その割には小粒感があるというか、突き抜けられないもどかしさを感じてしまうんですよね。