Takin’ My Time (Bonnie Raitt)

Bonnie Raitt はそのキャリアの初期のアルバムしか持っていないのですが、Wikipedia とかによるとっていうか外でも語られているみたいなんですけど Wikipedia から引用すると

(略)商業的成功には結びつかなかった。以後ワーナーからは、1986年のNine Livesまで計9枚のアルバムをリリースするものの、決定的なヒットには恵まれず契約は終了する。
ボニーがスターとしての地位を決定付けたのは、キャピトルに移籍してからのことであった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%88#%E6%9D%A5%E6%AD%B4

あらやだよ、ブレイクしたのは1989年なのかよ、って。 1枚も持っていないよ、って。 でも Nick of Time のジャケットは知ってる。 そうそうこの人ってスライド・ギターの名手なんだってねぇ、って。

そもそも、スワンプだと思って聴いてきた Bonnie Raitt がこのアルバムでどういうわけかカリプソっぽいことをしていることに驚きもしたのは、ブルースであったりR&Bっぽさから抜け出し始めているのかなぁと感じたからでありまして、やけに垢抜けた印象も持ったのも、上記のブレイク後のアルバムを急いで聴かなくてもいいや、こっち聴いていればじゅうぶんじゃんって思うに至ったことからもわかるように、なんで売れなかったのか不思議なくらいにアルバムとしては好盤をリリースし続けてきたのにさーって話だからなんであります。

デビューアルバムが1971年、そして2ndが次の年、そしてこの3rdが更に次の年の1973年で、この3枚持っていれば(というか持っている)いいんだよ、って、私は悟ってしまってごめんなさい。