Bah Samba は2013年頃にアルバムを出した後に沈黙を保ってしまったようでですけれど、私自身は2004年にリリースされたこの 4 と名付けられたアルバムと、翌々年にリリースされたリミックス集を持っているだけでブームが過ぎてしまい(というか忘れてしまい)、他の作品がどうなのか知る由もないのではありますが、その実、いろいろ聴いてみたいとは思っていました。 でも、なんかマイナーなんですよね。 マイナーだったんですよね。
不思議だなぁって思うのは、こんなによいアルバムを出したのに、ブレイクした気配がないってことなんです。 前述のとおりに他を聴いていないんですけど、この 4 というアルバムはCD2枚組という気合の入れようで、当時はラテン・ハウスと言われていたような気がするものの、今聴くとどこがハウスなんじゃいっていうくらいにその線は薄く、大変に心地の良いモダンなラテンで、Bah… Samba!であります。 収録18曲中、代表曲とも言える Portuguese Love がオリジナルミックスとアルバムバージョン、そして別ミックスと3パターンありますが、他の15曲はそれぞれ重複することはなく、恐ろしいことに捨て曲がないんですよ。
なんでブレイクしなかったかなぁ。 っていうかしてたのかな?