ミラー・オブ・マイ・マインド(川崎燎)

1973年にニューヨークへ渡り、ギル・エヴァンスやエルヴィン・ジョーンズと共演。現在もワールドワイドな活動を続ける鬼才ギタリスト、川崎燎が伝説のフュージョン・レーベル“オープン・スカイ”から1979年にリリースした傑作。ニュアンスに富んだギター・プレイ、ラーダ・ショッタムの伸びやかなヴォーカルは時代を超えて新鮮な香りを放つ。クラブ・ジャズの聖典「トゥリンケッツ&シングス」収録。

エストニアだかに在住しているからなのか、日本での公演が「来日公演」になっちゃうからなのか、意識することが(ごめんなさい)あんまりなく、シャッフルで流して「おっ!?」となるとき、かなりの確率でこのアルバム(1979年リリース)であることがあったりで、そういうときに「おぉ、川崎燎だー」ってなるのでして。

鬼才、といわれているのか、と。 天才だっていってもいいんじゃないかっていうくらいで、なんだかんだとどのアルバムもいいんじゃないかと思う(全部聴いたわけじゃないので)んですが、こと、このアルバムがブラジルしててラテンしてていい。 「Featuring Radha Shottam」とあり、このボーカルが大変良く、実際問題ギターが霞んでしまうことがあったりなかったりで、ともあれそのくらいの勢いなんであります。 先程の「おっ!?」は続けていうならば「セルメンか!?」というくらいなんですよ。

ジャケットがもうちょっと違うのであれば、と思うことがある・・・