BLACK…WITH SUGAR (KOFI)

キャロン・ウィラーも在籍した伝説のUK女性ラヴァーズ・ロック・グループ、ブラウン・シュガーに在籍していたUKの女性シンガー、コフィのソロ第一弾作品。ヒップホップやR&B方面でも人気の高いミッドナイト・スターの名曲メロウ・ソウル「Curious」のカヴァーを始めスウィートなラヴァーズ・ロック満載の人気作。1990年発売。

Discogs を見ると1990年発売なのはCDで、LP盤は前年の1989年発売なのだそうだし、これが Kofi のソロ1作めなんだそうで、じゃぁ Brown Sugar の活動時期はいつからいつまでなんだと調べてみてもよくわからず、前述のシングルコンピが 1977-80 とあるので、 Lover’s Rock にいたころがそのころなんだろうけど、同じくDiscogs を見るに活動期間中のシングル発売は1980年とか、強いて言えば1983年ころなんだろうとここまでを総合してみるに、ソロ作の発売まではなかなかに時間がかかったようなんですねー。

となるとジャケットは80年代のままながらもサウンド的にももう90年代のそれになり始めており、大量生産的な、ちょっと退屈な感じになってしまってて残念。 特にレゲエはこうなると「どれ聴いても同じ」印象が強くなってしまい、もちろんこういうのはBGMとして聴くには最適すぎるほど最適で、その面では好盤なんではあるんですけどねー。

それであっても Special Nation のような音数の少なめの曲はとてもいいなぁ。