2008年リリースの 4th。 先日自宅で(マイクラやってると)「雨降る夜の向こう」が流れて、おもわずマイクラの手を止めて聴き入ってしまった。
Lamp の作品はそれなりに持っていて聴いてきたものだけれども、やはりこの 4th が出色の出来栄えで、おもわずマイクラの手を止めて聴き入ったあと、1曲めから順に聴いてしまい、リピートすらしてしまう始末。
ブラジル音楽とはっぴいえんどが合体したような叙情的(今風にいうと「エモい」となるのだろうか)で、ちょっと他にはないスタイルなんですよね。 で、女性ボーカルの声質がね、ちょっとどうなのかと、いいのかと、でも全然いいし他じゃダメだっていうくらいのハマりっぷりなんですよね。
Wikipedia にはこうある。
Lamp(ランプ)は2000年に結成された、日本のバンド。ボサノヴァをベースに様々な音楽を織り交ぜた、複雑かつ洗練されたサウンドが特徴である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Lamp_(%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89)
複雑かつ洗練された・・・確かにそう。 しかも本作は音数がやけに少なくて、よくよく聴くとすごい演奏だしアレンジだしで、かえってちょっと困ってしまう。 唯一無二のバンドなんだよなぁ。 すごいんだよなぁ。
作品を重ねるごとに音楽的なクオリティを高め、いよいよ次世代のポップス・シーンを担う存在になりつつある、
Lampの約3年半ぶりの4thALBUMが遂に完成しました。
約1年半制作期間をかけ丹念に創り上げた上質な楽曲ばかり全11曲収録しています。
甘く切ない男女Vo. が生み出す美しいハーモニーとメロディーに溢れています。
70’sポップス/AOR/ブラジリアンミュージック等、様々なエッセンスを散りばめつつも様々な音楽を日本のポップスとして昇華し、
独自の地平に踏み出した作品を作り出しました。
前作『木洩れ陽通りにて』リリース時には、鈴木茂氏/渚十吾氏などを招いてイベントを行なうなど、
音楽ファンの中でも着実に注目を集めてきたただけに、本作のリリースはまさに待望のリリースと言えます。
本作リリースに寄せて、キリンジ堀込高樹氏/スキマスイッチ常田真太郎氏からも賞賛のコメントも到着。
メンバーの染谷太陽も自身のブログで「何度も聴いてほしい」と語っているように、非常にクオリティの高い作品に仕上がっています。