旧遊廓・赤線跡紀行の第一人者である木村聡氏の代表作『赤線跡を歩く』(自由国民社)三部作を再構成して一冊に纏める集大成的作品。北海道から九州まで掲載する地区は百カ所。オールカラーです!
https://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-1999-6.html
単なる三冊合本という企画ではなく、赤線や遊廓特有の建築様式の意匠を見せることを主眼に、旧来のA5判からB5判へとサイズを拡大。また文章も全面改稿。未発表写真も多数収録した。「赤線紀行」の決定版。
とりあえずは↓にアマゾンのバナーがあるかもですけど、↑のリンクから注文ができます。 「在庫僅少 ※汚れ・キズ等の可能性がございます」とあるので返品本だとは思うんですけど、なにしろ今やえらいプレミアがついてしまった幻の書籍なだけに、定価で注文できるなんて、いや生きててよかったですよ奥さん。
「赤線跡を歩く」は最初のがちくま文庫になってたのを偶然見つけて買い求め、これはすごいもんだと、他にも出ているのか出ていたのかもう売っていないのかガーン・・・ってなったもんです。 しかも2014年にこうやって三部作の再構成本が出ていたなんて知らず、気がついたときには売り切れになってプレミアがドッカーンとついてしまっていた始末で。
とまれ、今日現在(2020.04.13)でも僅かながら在庫がありますんで、長年求めていた貴方、ペイパルで注文するよし!
ということで金曜日に発注して土曜日には届くというラッキーな私でしたけど、届いた本はカバー背表紙にちょっとヨレがあるくらいで美品だと言えます。 程度の知れない高価格な中古本じゃなくてホントによかった。
中身もすごくよくて、労作だったんだなぁって思っちゃったりなんかして。 なにしろ暇を見つけてはページを開き、じっくり読んだり眺めたりしていますよ。 ここ数年で一番の買い物だったなぁ。