どういうわけか私の周りにはこれまで、Manfred Mann を語る人が一切おらず、いやもっともっとマイナーなバンドは流暢に語るのに、Manfred Mann のマの字も出てこない始末であったりで、どういうことなのかと常々思ってました。
そういう私だってそんなに詳しくはなくて、結成が1962年だってんで、そいつはずいぶんと古くからいたブリティッシュ・ビートバンドなんだなぁと、いやその割にはR&Bテイストもジャズテイストもあって、間口が広いというか引き出しが多いというか、印象が散漫になりがちなのに微妙なバランスで支えきっててすごいなぁって。
サントラを除けば本国でのスタジオ録音としてのリリースは4枚と、多くはないながらもどれも好盤。 敷いて言えば1stかこの3rdとなるかなぁ私としては。 3rdはサイケの線からも言及できると思うんですよね。 なんだかんだで渋いし。