バックアップ先をUSBメモリに

ご多分に漏れずUSB接続の外付けHDDというものを使ってました。 もう随分と長く。 でも奥さん聞いてください。 ずっと不満だったんですよ。 いや、ずっとでもないや、ごめん。

Apple File System (APFS) が導入されたころだから2017年のことですか。 これにフォーマットし直して使い始めたその日のうちにアクセスができなくなっちゃって、困ったんですよかなり強烈に。 だもんで HFS+ に戻したんですけど、ここから不調の始まりがあったのかもしれない。

次は VMWare Fusion 関連だと思うんですけど、こいつの仮想ファイルを外付けHDDに入れると相当の確率で、っていうか入れるとじきにアクセスできなくなっちゃうんですよね。 マウントはされているんですぐにフォーマットするんですが、この手のファイルは入れちゃダメなんですよ私の環境の場合は。

ところで最近私はパソコン部屋で寝起きをしているんです。 そうすっと外付けHDDのわけのわからん挙動に悩まされることになっちゃって。 定期的に、っていうか頻繁に、っていうか息をつかせずくらいの勢いで電源が入ったり切れたりするんです。 そのたんびにモーターっていうんですかハードディスクの、がうぃーーーんって音して、数十秒ほどするときゅーん!って止まって電源が落ちて、と思うやいなや、起動が始まるっていう。 もう、何を設定してもダメなんですよ。

もうヤだ外付けHDD! ってさっき諦めました。

そもそもに Fusion の件はさておき、外付けHDDはバックアップ用に使ってるんです(だもんでボリューム名がバックアップになっとるという)。 仕事に必要なデータはファイルサーバに置いているんで、実質ホームディレクトリのいくつかのフォルダをバックアップしているだけなんですけど、みてみたら数GBくらいなんです。 それに1TBのディスクは必要ねぇだろうと。

ちょうどUSBメモリをひとつ買っておいてまして、ひとつ前のUSBメモリを新しいWindowsマシン用に使おうと思って、新たに64GBのやつを買っておいたんです。 それでいいだろう、と。 こいつを Mac mini の背面のUSBポートに挿して。  launchd や rsync は便利なもんで、ボリューム名以下を同じにしていれば、ディスクそのものが違ってもなんとかなっちゃうんですよね。 すごいすごい。 電源を取らなくてもいいし、駆動音はしないし、速くはないかもしれないけどバックアップ用途なんで真夜中にゆるゆるやってくれればいいしで大満足なんでありました。