Wigwam はフィンランドのバンドで、1969年のデビュー以来現在まで活動しているっぽいたいへんに息の長いこったでありまして公式サイト。 そこによると1980年にいちど活動を停止しているみたいで、90年に再開しているのだそうで。 っていうくらいなのでメンバーも流動的で、スタイルも徐々に変わってきているんですが、私が好きなのはなんといっても初期。 とくにこの 3rd と、4th (Being) が好きなんですよね。
バンドのメンバーにギタリストがいなくなってしまったという、助っ人を呼んで3曲だけギターを弾いてもらったっていうすごい話がありまして、実のところキーボードの人が二人いるという、かなり変則的なバンド形態だったそうですね、この頃は。 だのでジャズ・ロックっぽい演奏はハマるんですけど、他はみんな奇妙なロックになってしまい、北欧らしさというのがあるのかとは思われますけど極端に言えばカンタベリーっぽくなってしまって興味深い。
あと、ベースがすごいのよこの頃。 うねうねしてんの。