MacBook Air (M1, 2020)

リンクしたのは 256GB SSD / 8GB RAM ですけど、私が買ったのは 512GB / 16GB で、ちなみにいえば 8 コア GPU のやつ。

届いたのが 11/22 で、これを書いているのが 11/28 なんで、1週間弱使っての感想になるのですが、それよりなにより久しぶりの MacBook なんでして、そもそも最初に自分の Mac として買ったのが 5300CS という最近の若い人には「は?」ってくらいのやつなもんで、実にそれ以来の MacBook です。 Windows では何台かノーパソは買ってきたんですが、違うんですよね、Win ノートとMacBook は。 こう、もちろんシステムが違いますけど、もっとこう、「Mac でーす」的なね、そういうのがあるんですよね。 不思議なことに mini では得られなかったんだよなぁ。 などと、そういう精神論的なのはいいとして。

そもそもこれを買ったのは Apple Silicon M1 チップだからっていうのがあって、じゃぁなんで mini にしなかったんだよって話なんですけど、発表まで mini が出るなんて知らなかったもんですし発表前まで Air は確実だろうっていう噂があったもんなのと、自宅でも仕事場でも同じ端末でいたいという老人らしいフレキシブルのなさが理由であり、もう一つが大事な話で、Universal Binary ってのをね、どうしても手にしたくて。

だもんで、自宅にも仕事場にもある Intel Mac mini はこれまでどおりの仕事に使い、こたびの Air をひたすら Xcode 専用機にしようと思ったんです。 だもんで何日か前に書いたとおりにソース群をクラウド(っていうか Dropbox)に上げちゃった次第。 ちなみに M1 チップさん、私のようなライトユーザーにはもったいないほどのスペックでして、処理速度については文句ありません。 メモリに関してはどっかに「8GB でじゅうぶん」とか書いてありましたけど、それはごくごくライトに、ブラウジングとかメールとかにしか使わないような、だったらそれ iPad でよくね?っていうような使い方であればそうでしょうし、まさかに自腹切って買う場合の、あとでストレージもメモリも足せないような状況下では、まさかに賛同できないです。 2万円足して16GBにするべき。

前述のとおり Intel Mac mini もありますんで、M1 チップの Mac で現時点できないようなことはそっちにやらせればいいので、やれ Windows 環境だのやれ Adobe のどうこうとかは全然気にしていませんし、いつかなんとかなるだろうと楽観的でもあり、なんとかならなくてもいいやってくらい。

M1 チップっていうか arm64 なんで、Mac Catalyst をバイパスして Apple社製携帯端末のアプリがまんま動いちゃうっていうのも厄介なんですよね。 ついで程度の機能だと思ったほうがいいみたいです。 ちなみに Mac Catalyst だと iPad 用 App がベースになるそうなのに対して(っていうかよく知らないです)、M1 チップで動くのは、iPhone (専)用 App の場合には iPhone のサイズで、iPad 兼用になっている場合は iPad Pro サイズで動くしフルスクリーンにも対応しているみたいです。 ちなみに前者も後者も iPad 8,6 (iPad Pro 12.9″ – 3rd) として認識されるそうですけど、特に後者は画面サイズが(可変できることもあって)よくわからんことになってますです。 最狭サイズだけ決まっているでもなく、やたら小さくできますし、アプリによってはこれ、小さくしただけでクラッシュする可能性もありますよこれ。 なんとかしてほしいな。  なお、このモードの描画ではステータスバーが表示されませんので、それを期待して画面描画させていると不思議なスペースができちゃうんで注意したいです。 ちなみに NSProcessInfo に isiOSAppOnMac っていうのが追加されましたんで、Mac 上で起動しているかどうかは

if (@available(iOS 14.0, *)) {
if ([[NSProcessInfo processInfo] isiOSAppOnMac]) {
// Macで動いているよ
}
}

でチェックできます。

とまぁ、1週間弱ではこのくらいしか感想がないです。 それでも環境が整ってきたこともあり、馴染み始めています。 っていうかセットアップしている時点で Mac mini がどけられてしまったくらいの馴染みっぷりなのは内緒。 そうそう、クラムシェルで使っていますよ。

2020.12.07追記:Apple純正のアプリだけを使っている(といっても Xcode が中心)分にはすこぶる安定しているし処理も快適。 ただ、システム(Big Sur)が不安定なのか強制再起動が数回ありまして、ままよとβ版のを入れたら安定してきたようなプラシーボ? ネットワーク環境(主に有線LAN)が変わったらまるっと接続サーバの切り替えとかできれば言うことなしだし Air の恩恵に(更に)与れるのになぁ。 ともあれ、いい買い物でした。

2020.12.09追記:クラムシェルで使っていて、スリープしてからハブを抜いて持ち運ぶんですが、持ち運んだ別の場所っていうかネットワークにてまたハブをさして(クラムシェルなので)外部モニタを表示させると、メニューバーの左にあるアプリケーションメニューが反応しなくなります。 他は例えばデスクトップ上だったりメニューバーの右のアイテムは反応するのが不思議。 で、Air の蓋を開いて Air の液晶でやってみると(アプリケーションメニューは)反応し、以後は外部モニタ上でも反応するようになるんですが、なんなのこれ。

2020.12.10追記:上の不具合はもう毎回毎回発生するので、クラムシェルやめました。 蓋を開くんであれば、そのまま使おうと、マルチモニタだぞと。 でも、そうなるとそうなったでやれモニタの配置とかメニューバーや Dock の位置を考えなくてはならなくなったり、今もそうなんですけど常時 Air のキーボードを使うのはちょっとアレかなぁって思ったりです。