“SOFT ROCK BEST COLLECTION 1000”キャンペーン。本作は、ソフト・ロックの重要グループ、パレードのジェリー・リオペルのプロデュースにより実現した、大幅なメンバー・チェンジを経てカムバックした新生ウィ・ファイヴによるサード・アルバム(1969年作品)。美しいハーモニーを保ちつつも、さらに進化した音楽性が堪能できる入魂の1枚。
先日(これを書いているのは4/6)Jerry Burgan が亡くなって、そうそう We Five いたいた的な思い出し方をしてしまったのではありますけれども、思い出しただけじゃなくてその日はずっと We Five を聴きました。
その短い活動期間(レコードリリースに関して)4枚のオリジナルアルバムをリリースしたそうで、その後にも発掘物がリリースされたというものの、人気のあるのは最初の2枚なんだそうな。 しかしながら私が好きなのは、いっそうソフトロックに傾いていった 3rd のこれ(1969年リリース)。 メインボーカルともいえる女性ボーカルが交代され、いよいよ話がまとまるんですけどこないだ亡くなった Jerry Burgan の奥さんを後釜に据えたという。 そしてそんなには売れなかったという。 こっちのが全然いいのになぁ。
なかでも Soon It’s Gonna Rain は Barbra Streisand のバージョンよりもいいと思います。 絵に書いたようなソフトロックの真髄って感じがする。
ともあれ Jerry Burgan のご冥福を祈ります(2ヶ月も経って、だけど)。