Armando Tirelli はウルグアイのキーボーディスト。 っていうかウルグアイってどこ? あーブラジルの隣。 はいはい。 みたいな感じで何にも知らないまま聴いていた。 氏が在籍していたグループがラテン〜ラウンジっていうベクトルなんで南米なのかなって思っていたけど果たしてそうだった。
ただ、おそらくは唯一ソロ作であろう本作品(1978年リリース)は、もともとそっち系の人なのかとは後からいわれればそうなのかぁって思うくらいにジャンルそのものがちょっと違う。 プログレの筋で語られることが多いように、ウルグアイとかそういう南米っぽさは希薄であり、オヤジ語りだったりオヤジボーカルが(けっこう唐突に)入ってくると、それまでイタリアンプログレっぽいかなぁって感じていた俺の印象を木っ端微塵にしてくれちゃう。 でも語りやボーカルがないところではかなりイタリア寄りのジャズ・ロックであったりシンフォだったりで、そのわりには出自故かリズムが興味深く、長年ギガレアであったのも頷けます。
・・・つべでまるっと聴けますね。 聴いてくださいともかく。