This 26-cut compilation rounds up virtually everything ever recorded by the Left Banke, the awesomely talented pop band best known for the classically-influenced 1966 hits “Walk Away Renee” and “Pretty Ballerina.” Songwriter/pianist/guiding light Michael Brown composed some of the loveliest melodies of the era, which were typically fleshed out with complex contrapuntal harmonies and string arrangements; “Barterers and Their Wives” sounds almost medieval, while the soaring “Desiree” is positively majestic in its epic sweep. Brown left before the recording of the band’s second album, which means that the quality level dips slightly near the end of the disc. Despite this, any ’60s pop collection is woefully incomplete without it.
Left Banke というバンドはもともと知らず、Bert Sommer という歌手のアルバムを聞きまくっていたときにあれこれ調べると、Ivy, Ivy / And Suddenly のシングルに参加しているというところから入ったんですけれども、そもそもこの時点で Left Banke は分裂し、というか脱退した中心人物の Michael Brown が「われこそはレフトバンクぅ〜」といったかいわないかバンド名義でシングルを出したという、たいへんにめんどくさい話であります。
ビートルズやバーズ、ゾンビーズに影響を受けた「バロックポップ」ということですが、そう評価されているのを知ったのもここ最近のことで、バロックポップというかソフトロックに片足突っ込んだようなバンドじゃないかって思っていましたし今も思っているんですよね。 コーラスワークがいいんですよね。
近年になって3rdアルバムが出たとか出ないとかな話だそうですが、この編集盤は1stと2ndそして当時のシングル盤なんかを収録していまして入門編にはもってこいの1枚。 短命だったし問題の多いバンドながらも、綺羅星の如く輝く素晴らしい音源でありますよ。