Eric Carmen (Eric Carmen)

類まれなるポップ・センスを持つメロディ・メイカー/ピアノ・マン、エリック・カルメン。幼い頃からクラシック音楽のレッスンを受ける傍ら、ビートルズなどロックにも目覚める。学生時代に組んだバンドが、その後ラズベリーズに発展し人気を博し、1972年にデビューを果たす。このアルバムはソロ・デビュー作で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番をモチーフにした7分にわたる大曲「オール・バイ・マイセルフ」は全米2位を記録。日本では何度もテレビCMで使用されている。

大昔、ほんと大昔に雑誌の広告に Eric Karmen の新譜の広告が載っていたのを見かけ、それ以来だったというまさに「華麗にスルー」状態。 思い返せばそれは自身の名前を冠した 1984 年のほうのアルバムであり、こっちで紹介するのは 1975 年リリースの初ソロ作。 っていうかながらくスルーしていたんでこれが 1st だと最近知ったくらいで、そもそもこんなに質の高いアルバムをしょっぱなに作っちゃってすごいじゃないのって今更ながら驚く始末。

低迷を打ち破ったのがあの Almost Paradise で、それが 1983 年とか 1984 年とかなんで、それを受けて「またぞろ宣伝しちゃうぞー」ってなもんで雑誌に宣伝が載ったのを私は見たんだなきっと。

最近はほんと節操がなくて、昔だったら聴かなかっただろうなっていうのを手当り次第聴いているような気がします。 寿命が近いのか?