2004年に再録盤である「All Songs Composed & Performed By 54-71」を聴いて衝撃を受け、その後どうなってるのかなーって思いながらあれよあれよという間に今ではそれが一昔半前の話なんだと驚きもし。 つったら 2008 年になんと Steve Albini のプロデュースで1枚出していたことをつい最近知ってしまうというこの体たらくよ。
で、聴いてみると 54-71 らしさはあることはあるも、それよりも Steve Albini っぽさが強いというたいへんに面倒くさい良盤に仕上がっていたという。 両者(となんといっても Robert Weston)の相性は悪いはずもないんだなぁっていう話なのでした。
ただ、聴く人を選ぶ音楽であるし、これを好きな人はいい人だと個人的には思うのでありました。 いやぁハードコアだ。
前作『true men of non-doing』から5年、54-71が遂に待望のオリジナル・アルバムを完成! どこまでも生々しく、どこまでも痛々しいサウンドは、音と音の隙間の中にも奇跡的なグルーヴが満ち溢れ、ギリギリの緊張感が持続し続けるとんでもない内容に。 Recorded by STEVE ALBINI at ELECTRICAL AUDIO STUDIO Mastered by BOB WESTON 「唯一今のシーンで共感出来るバンドだ。」(BATTLES) 「無人島に持っていくなら、絶対54-71の作品!」(DEERHOOF) メンバーの脱退でトリオ編成での活動を余儀なくされていたバンドが再び4人編成に。圧倒的なへヴィネス・ナンバー(日)から複雑な展開と繊細なメロディーが同居する(火)、54-71の新境地とも取れるカオティック・バラード(土)、更には新たなアレンジと新しい歌詞によって生まれ変わった屈指の名曲(月)、(木)、(祭)など、正に新生54-71にふさわしいスタートの一枚。今作リリース後は国内ツアー、そして秋には今作のヨーロッパ・リリースも決定し、それにともなうUK〜ヨーロッパ・ツアーも決定。更にアメリカでのリリースも現在進行中であり、正しく今作によって54-71は世界に羽ばたくのである。 エンジニア(プロデューサー)には、ニルヴァーナやピクシーズ、ジミー・ペイジ&ロバート・プラントやチープ・トリックまでを手掛け、自身のバンドであるシェラックでの活動でも知られるシーンの御大スティーヴ・アルビニを迎え、録音は彼の所有するシカゴのエレクトリカル・オーディオ・スタジオにて敢行。また、マスタリングには、前作と前々作のプロデューサーであり、これまたシェラックのメンバーであるボブ・ウェストンを起用。正にシェラック鉄板コンビによって完成された本作は、間違いなく54-71史上最高傑作の仕上がり。