バンドについてそんなにっていうかほとんど詳しくはないわけであり、そもそもこのブログで Marshall Tucker Band がエントリーされるなんて 15 年前のビジターには想像もつくまいっていう話なんではありますが、どういうわけか、どうだろう、ここ数年はアメリカのロックがわかってきたのか、肌に合ってきたのか、そういうことを前にも書いたかとは思いますが、とどのつまりは「丸くなった」ということなんでしょう。
サザン・ロックだということで、逆に言えばこういうのを聴きながら「こういうのがサザン・ロックっていうんですねー」くらいの気構えで本当に申し訳ないのですけれども、また上記の通りあんまし知らないっていうのと音源を持っていないとの上で言いますと、この手のバンドのスタジオ盤はなんていうんだろう、カントリー臭いというか、やたらにのんびりした雰囲気で苦手なんですが、ここで挙げた1枚は(発掘モノの)ライブ盤であり、
ちょっと熱い! 話によるとオールマンとのツアーの模様だそうで、やたらいきり立っているからなのだろうかちょっと怖いくらいのテンションだったりして、カウボーイハットがおしゃれですねーとかお茶を濁してはおりますけれども実際問題こういうのがアメリカン・ロックの真髄ならばあたしゃ嬉しくていくらでも聴きますよって話です。
余談ですけどこれまでの私にとってのアメリカンなバンドは、ブルース・ブラザースに出てきた「ボブの店」だかに出演するはずだったやたらイカツいカントリーバンドのそれ(風貌)であり、演奏とかの次元の話じゃないじゃん!っていう話なんですがともあれそういう妙な、因縁つけたような印象だったわけで、要するにすみません本当に。