1974年のプライベート盤。 アメリカはオハイオ州の二人組によるサイケデリックなんですけども、そんなに音質がいいわけではなく、且つやたらにエコーが霧のようにかかっているので、なんかすごく如何わしいといいますか、思いもかけずサイケを体現化してしまった感がたっぷり。
というのも、基本はフォークのようなんですよね。 そしてときより悪夢のように流れる歪みきったギターはこれ、ほんとうにファズなのか。 それとも録音状態がアレなもんだから意図せず歪みきってしまっただけなのか。 というくらいに謎っぷりがとんでもないところ。 ヘッドフォンでよくよく聴いてみるといろんな音がしているのがわかる(詳しくはDiscogsで調べるといいかと思います)・・・し・・・「あれ?ドラムもあるの?」みたいな発見ができちゃって、もう、ちょっと悔しいくらいなんですよこれ!
このローファイなサイケっぷりは特筆すべきです。