Sergio Mendes というと俄然 Brasil 66 なんですけれど、だからといって 66 だけしか認めないし聴かないっていうわけでもなくて、じゃぁどうしよう、何を聴こうって思っても、結局安全牌っていうところで 66 になっちゃいがちなんですよね。
Brasil ** 以外の活動だって相当に広範囲でありますし、それはそれでいいんですけれども「やっぱりセルメンつったらポップなボッサだよね」的なパブリックイメージからしてみると、(65 はすでに押さえてあるものとして)66 の次はやっぱり 77 なのかな。 ちなみに 88 は知りません。
Brasil 77 はかろうじて 66 の雰囲気を残しつつ、あっという間にゴージャスになったりファンクやレゲエ色が強くなったりと、うーん・・・・っていうところが正直、ないでもない。
Digitally remastered 2006 reissue of this classic album, originally released on Bell Records in 1974. Features musical assistance from Dave Grusin, Antonio Carlos Jobim, Gracinha Leporace and others. Produced by Bones Howe, this was one of Mendes’ strongest releases in years, consisting of top-notch material (three of them by Stevie Wonder!). Also features one of the earliest known covers of Antonio Carlos Jobim’s ‘Aguad de Marco’ (featuring Jobim himself on guitar!) 10 tracks including ‘This Masquerade’, ‘Don’t You Worry ‘Bout A Thing’, ‘Lonely Sailor’ and more. Arista.
77 のすべてのアルバムを持っているわけでもないんですが、持ってる中でもいいのは Love Music(1973 年リリース)か、翌年リリースのこの Vintage 74 かっていうところ。
どうしても 66 っぽさを求めてしまう。 でもこれは 77 であって、ボーカルも違う(違かったり違わなかったりもするけれど、すくなくとも Lani Hall はいない)ものの、選曲は相変わらず素晴らしいし、作曲者が録音に参加していたりと、さすがなもんだと言わざるを得ない。 んー、なんだったら 77 のベストアルバムとか聴けばいいのかもしれないですね。
前倒しで書いているこのブロク、これが公開されるのは大晦日であります。 本年も一年、ありがとうございました。