日本のロックを牽引し続ける孤高のバンド”割礼”
名作『セカイノマヒル』が紙ジャケットで再発
1980年代から日本のアンダーグラウンドロック界に君臨し続ける孤高のバンド割礼。
2019年には9年ぶりのアルバム『のれないR&R』をリリースし、改めて圧倒的な存在感を示したことも記憶に新しい彼ら。4thアルバム『空中のチョコレート工場』(2000年)に続き、名作5thアルバム『セカイノマヒル』の初めての再発がついに実現!
オリジナルトラックは全曲リマスターが施されてより鮮明に蘇り、さらにボーナストラックも収録。限定紙ジャケット仕様でデザインもアップデートされており、必携の1枚となること間違いなし。
前作「空中のチョコレート工場」が 2000 年で、割礼にしては「続けざまリリース」した本作は 2003 年なのだという。 っていうかこの 2 枚をこれまで聴いたことがなかったんで、リマスター再発を機に併せて買ったのでありました。 そもそもなんで当時買わなかったのか。 このころはまだブログのフォーマットじゃないし、おそらく MT よりも前の頃だったろうから記憶もなにもないけれど、日本の音楽を聴いていなかったんじゃないかって思われます。 ラウンジ系とかソフトロックとかを聴き始めたくらいなんじゃないかなぁ。 それでもこのアルバムがリリースされたのは知ってはいます。 間違えて「セカイノヒノマル」って憶えてしまい、ちょっとなーって独り相撲をとったものです。
とそれはさておき、そもそも比べるもんじゃないけど「空中のチョコレート工場」よりもこっちのほうが好き。 私自身が勝手に想像していた割礼像に戻ったような気がして。 そしてこのままの路線で「星を見る」に繋がっていくように思い、安定してるなーって思っちゃう次第。
また極端にテンポの遅い楽曲も聴きたいなぁって、ずいぶん長いこと思ってはいます。