このブログが MT で運営していた頃に書いたのか、書いたのはおぼえているけど検索しても出てこない。 いや、出てきたところでどうだっていう話でもあるのでアレだけど、それでも前は MT 期のアーカイブを残してはいたんですよね。 まぁいいか。
それでも大昔に高橋幸宏が「トニマンがプロフェットを担いでスタジオにやってきた」とかなんとか言ってたりとか、そうそう a-ha のプロデューサーだったんだよね(すぐにわかるよね)とか、最近言われて気付いたのが、あの Mari Wilson のプロデュースもしていたっていう、とにもかくにも恐れ多い鬼才 Tony Mansfield 率いていたシンセポップなバンドが New Musik で、初 CD 化が 1994 年とのことで、ちょうどその頃に話題になったのであろう、ユニオンで買った記憶があるし、その流れでいえば MT 期のここでエントリーしているっていうのは符号が合う。
そんな New Musik の CD 化は、この 1st(オリジナルは 1980 年リリース)と2nd(同 1981 年リリース)は早かったものの、ラストアルバムとなった 3rd は、第 2 期 CD 化の 2001 年まで待たなければならなかったらしく、そこからでも 20 年とか経っちゃってる今となっては聴くことができるし 2nd と併せてサウンドの変遷を知って「そんでもって解散して a-ha か Mari か!」っていう極端な感想を持つに至るわけながらも、やっぱり推しであったろう 1st のインパクトは大変に大きかった。 今でもたまに流すと妻が反応する。 「それはなに?いいね」なんていって。
動いている Tony Mansfield を見たのはごく最近で、なになにギターだったの?ってゆって腰を抜かしたもんですが、別のビデオでもあるとおり、あの爽やかで青春なギターは 12 弦だったんですね。
なにしろこの 1st は、あまりにポップ過ぎて捨て曲が一切ないっていうすごい盤。 2nd も 3rd も玄人好みでよくはあるんだけど、とっかかりはやっぱり 1st なんですよね。