Adelbert Von Deyen については、ちょっとだけ言いたいことがあります。 前に、とはいってもかなり前、この Atmosphere というアルバムを聴いてたいへんに感銘を受けて、ブログに書こうかと思いきや、アマゾンで売っていないんですよ CD が。 1980 年にオリジナルがリリースされ、1993 年には同じ発売元(SKY)から CD 化されていた(しかもデジタル・リマスタリング!)にもかかわらず、ですよ。 だもんで意気消沈しちゃって、もういいやってなっちゃって、他のアルバムなんかも聴きながら、でもやっぱり Atmosphere だよなぁって思いながら幾星霜。
そしたら今、あっけなく売ってるっていう。
Klaus Schulze みたいだとか(悪い意味で)言われたのも、そりゃそうで後継者なんだからそうだろうよっていう話であり、一人で(実際には Dieter Schütz という相棒がなかなかだったらしいけど)なんでもかんでも操って荘厳な電子音楽を奏でてしまうっていう。 これぞジャーマン・ロック、クラウトロックっていうやつですよ。
ちなみにこれ、1曲めは最後に聴くのがいいと思います。 まずタイトルトラック(2曲)から聴くのがいいんじゃないかなぁ。