「笑って!ローズマリーちゃん」じゃねーよ、って常々思う。 けどしょうがない。 Pinkerton’s Assorted Colours というバンド名で活動していた人たちが1969年に The Flying Machine と改名してリリースした唯一作(バンド名がタイトルになっている)がこれで、Pye からリリースされているのがそもそもなのかと思いきや、このところ頻繁に目にする Janus Records からのがオリジナルなのだそうで、曲順も内容も同じなので、まぁよくある話なのかなっていう。
私自身はこの日本盤を持っていないのでアレなんですけど、これがまた Macaulay-Macleod が手掛けただけあってやたらめったらにソフト・ロックでありながらも多少にサイケの匂いも染み付いて良盤。 (オリジナルは)収録分数が30分に満たないんで、あっという間に聴けちゃって、ループさせたりなんかすると例の「笑って!ローズマリーちゃん」(Smile a Little Smile for Me)で「1曲目に戻ったか!」ってわかるというか気付かされる。