Golden Earring はオランダのバンドなんだそうで大昔からすっと大昔から活動していたらしいんですけど、去年のはじめくらいに George Kooymans というバンド結成期(1961 年!)からおったギタリストが難病を患ったことを発表しつつ活動をとめてしまったのだそう。
というのをまったく知らず、つい最近ライブラリを流しっぱなしにして作業をしていたら、Byrds の曲を激しく演奏しているライブっぽい音源を耳にして、ほれ誰じゃろ?なんてクレジットみたら Golden Earring って書いてある。 そういうバンドだったのか!って心を動かされてしまい、作業そっちのけでライブラリをしっかりめに確認してみたら、やっぱり Eight Miles High だったという。
ライブはライブで正解だったんですけど、スタジオ録音版もあって、っていうか!アルバムタイトルにしているっていう、ちょっとこのバンドがわからなくなってきて、ますますわからなくなってしまって。
Golden Earring は活動歴が極端に長いこともあって、メンバーが入れ代わり立ち代わりしつつ抱える音楽性も多岐にわたるところなんですが、なにしろ言えるのはロックバンドだっていうことで、ちょいちょい激しめのロックでありながら、アート・ロックとかサイケっぽいアプローチをしてみたり、ポップになってみたり、掴みどころが案外になかったり。
ということなんでこの 1969 年リリースの 5th であったり、先のライブ盤(1977 年リリース)であったりが好きな私ではあります。 まぁそれにしても Eight Miles High をこんなにも長尺で演奏しちゃうんなんてアレだよねって、オリジナルのしか知らない私には多少なりとも衝撃だったんですが、本家 Byrds にしたって歌なしで 10 分だ 20 分だ演奏しているじゃないですか。 知らないっていうのは恐ろしいこった。