ポップ・カバーズ(ザ・スパイダース)

ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ジ・アニマルズ他のカヴァーを収録したアルバム。「アラウンド・アンド・アラウンド」「朝日のない街」他、全24曲。

洋楽カバーのコンピというあまりにニッチなこの1枚は、もちろん浜口庫之助が作曲した素晴らしい楽曲もいいんですけど、そもそも外国志向だったバンドのそもそもやりたかったことがやれてる感が強くて好印象。 もちろん当時が当時ですので、アレンジがすっごい中途半端な感じもしますし、ガレージ・パンクの元祖的な演奏(絶賛しています)も荒いっていわれればそうなんですけど、スパイダースがいなければ今はないわけですから、そういうスパイダース至上主義者ですから私は、もうなんかもうね、業界を開拓していく若者像がそこにありまして、無駄にデカいシャウト(というかスクリーム)がウザいって言ってみてもしますけれども(他に比べて多いと思う)それがね、現代に通底してんだよ!!はぁはぁ

ちなみにバンドということであれば、ボーカルはかまやつ一択っす。