英 Souljazz から夏くらいにリリースされたこのコンピレーションは、そのタイトルからしてバリッバリのレゲエで占められているのかというとそうではなく、レゲエを中心としてソウルやファンク、ディスコなどが散りばめられているものでして、そういう意味で言えば Soouljazz っぽいなぁというところなんですが、押さえておきたいところはそこじゃなくて、レゲエ系のミュージシャンが演奏するカバー集だということ。
中でも白眉なのが Webby Jay がカバーする The Dramatics がオリジナルかと思われる In the rain のカバー。 出だしでお馴染みのレゲエ的な展開ではあるんですけど、よくよくすればオリジナルも相当に変わった始まり方で、強いて言うならディレイの「これでもかっ!」っていう使い方が、そのカバーっぷりが素晴らしい。 曲中はメロウなレゲエなんですけど、オリジナルもバラードなのではあり(ただしずいぶんに風変わり)、こういう曲こそがレゲエに合うもんなんだよねって再認識させられるところなのではありました。
The Debonaires のカバーもついでにリンクしときますね。 どれもベースがいいなぁ。