今年はこういう 70 年代 SSW 的な良質のアルバムが沢山リリースされました。 今年は当たり年だったのではないでしょうか。
私がちょうどこれをリピート再生していたのはコロナ陽性のために自宅で陰鬱としていた頃で、これ(30分弱なのですぐに終わっちゃう)と Nana Caymmi をそれこそ「こういうのばっかり」聴いていたものでして、それが故に快癒(そうでもないけど)したのじゃないかと思うくらいで、逆に言えばこれらを愛聴していなければ落ち込む一方だったのではないかと思うほど。
これを書いているのは 12/7 で、先のコロナもそうですし、マイクラはマイクラでずーっと同じ一帯を湧き潰ししてて進捗どうこう言えないくらいですから、ブログの書き溜めもままならないところながらも無理くり書き溜めることも不毛じゃん?ブログは「ついで作業」なんですからこんなゆったりペースでいいんじゃないかなぁって・・・・・高熱に浮かされながら思ったものです。
正直言いまして社会復帰したものの本調子ではなく、倦怠感が残ったままでありまして、気力は萎えたまま。 このまま年末にまっしぐらなのかとおもうとゾっとしますけど、それでもなんでも Sylvie が私を救ってくれました。 こういう音楽はいいですなぁ。
ちょっと前までダブ大好きとか抜かしたのと同じ人間が書いてますけど、そういうものですブログって。
Drugdealerのアルバムへの参加やWidowspeakとの競演など、USインディー・シーンで注目を集める
南カリフォルニア出身のBen Schwabによるプロジェクト、SYLVIE待望の1stアルバム! 古き良き
アメリカン・スタイルなフォーキーサウンドと微睡みを誘うようなサイケデリックなフレイバー、
そして美しいメロディとハーモニーに包まれた柔らかなサウンドはまさに現代最高のソフトロック!
サイケデリックなフォークロックを聴かせるGolden Dazeでの活動やDrugdealerのアルバム『Raw Honey』にギター、ピアノ、バッキング・ヴォーカルとして参加するなど、USインディーシーンで着実にキャリアを積んできた南カリフォルニア出身のBen SchwabによるプロジェクトSYLVIE。Benの父親でもあるJohn Schwabが半世紀ほど前に在籍していた(残念ながらレコード契約には至らなかった)Mad Anthonyというバンドが残したデモテープからインスパイアされたというそのフィーリングは、60’sから70’sにかけての古き良きアメリカン・スタイルと現行USインディー・シーンを繋いでいくサウンドと言っても過言ではないでしょう。CarpentersやCarole Kingを彷彿させる歌声で注目を集める女性SSW、Marina Allenをヴォーカルに迎えた「Falls on Me」(M1)、「Further Down The Road」(M4)や、バンド名にも掲げたMatthews Southern Comfortのカバーでもあるフォーキーロック「Sylvie」(M2)や「Stealing Time」(M7)でヴォーカルを務める男性SSW、Sam Burtonといった近しいフィーリングを備えた同世代のシンガーをフィーチャーするとともに、「50/50」(M6)では父親John Schwabの音声を重ね、さらに「Rosaline」(M3)ではJohnにマイクを向け新たにレコーディングするなど時空を超えた普遍的なサウンドの作品に仕上がっています! 2022年4月にはWidowspeakの最新アルバム『The Jacket』に伴うツアーでも競演することでさらなる注目を集め、UKでは良質なインディー・バンドを数多く輩出しているレーベル、Full Time Hobbyからのリリースとなる本作でワールドワイドな活躍が期待されているアーティストです。