相当後まで唯一作とされていたこのアルバムは 1981 年リリースで、長いこと比較的最近に編集されたものだと思っていた私を驚かせました。 いわゆるラヴァーズ・ロック系の女性シンガーで活動中にアルバムをリリースした割合は大変に低く、故に後々ラヴァーズ・ロックが再燃した際に有効だったのがコンピレーションだったのも、シングルを出して消えてしまった人が意外に多かったことを示しているからにほかなりません。
調べてみたら(ラヴァーズ・ロックの)イギリスではなく、レゲエの本国であるジャマイカの人だそう。 実際に楽曲を聴いてみると、ホーンの使い方がいかにもジャマイカぽい、コテコテのレゲエであることがわかります。