今年は夏に救急搬送されたり初冬にはコロナ陽性になったりと散々な一年でありまして、さらにはここのところ音楽業界での訃報が立て続けで、そういう年なのかなぁって思いながら過ごしてきたこの年の瀬。 仕事やら実父のことやらで忙しくしているうちにコールの具合が著しく悪化してきたのでした。 食べられなくなり、吐いてしまい、飲めなくなって、吐いてしまって。
写真はウチに来た日のもの。 挙動不審すぎてブレッブレの写真。
保護犬の譲渡会で引き取ってきた犬なんですが、本来は別の犬にしようとしたところ、スタッフに抱っこされて震えているこの子を息子が気に入り、急遽我が家に来ることになったのでした。 その時点で術後のリハビリ状態で、どうもお尻をなんか手術したらしく、我が家に来てもなかなかトイレが難しかったのを覚えています。
基本的に恐ろしいくらいに寂しがり屋で、我が家の誰かが外出すると敏感に察知し、あちこち歩き廻って挙げ句に(我が家で言うところの)「悲痛な咆哮」をするのでご近所様には本当にごめんなさい。
寂しがり屋だというのと、しつけがどうもよくできなかったらしく、そもそもは飯田市で保護されたこの子はアカネの手を焼かせましたけれども、前の犬での後悔を晴らすべく、よくやってくれました。 息子もよくみてくれました。
最後を看取れたのも幸運なことで、前の犬はちょっとした隙に旅立ったものですが、この子はアカネに抱かれながら逝くことができました。 本望です。
そういうことで保護犬ですので産まれたときのことが一切わからないのですけれども、きっと両親や兄弟の元にいけたんじゃないかって思っています。 年齢もわかりませんが、引取当時、6、7歳くらいだろうというのでちょうどうちの息子と同じくらいだっていうことで同じにしました。 そんな息子も中2。 いろいろあったけどうちにきてからは幸せだったのではないでしょうか。