畏れ多くも、っていう言い方があるけれど、何が因果で大晦日に Stooges なのかさっぱりわからない。 少なくとも他の日、あるいは元日以外はそれこそ畏れ多くて書けないんじゃないか・・・って書きながらも今日は 12/14 だから、そういうブログだから。
それにしてもこの Iggy Pop っていう人はもう私にとって畏れ多い。 Iggy Pop のポップじゃない頃の、とりあえずは 2000 年代はじめのこのバンドの再結成時のライブビデオでも観てご覧なさいよ。 こういうのをしてパンクのゴッドファーザーだとは言い切れず、キ***ロックの筆頭だと、若い頃はそうなんだろうけどいい年しても**ガ*ロックなんだもん。 畏れ多くて当たり前だっていう話ですよ。 畏れ多すぎて笑っちゃうんだもん、もう。
ミシガン州も侮れないんですね。 MC5 もデトロイト産ですし、そういえばレコード会社も同じですし、そのガレージっぷりも通底していますし、問題ありまくりですし。
そういう突き抜けた感でいえば T.V. Eye なんかが筆頭だとは思うのですけれども(カッコよすぎて泣き笑いしちゃうんですよね)、今日は 1st の気分。 I Wanna Be Your Dog だったり No Fun だったりとアンセムなのがてんこ盛りな1枚で、2日で録音したっていうガレージっぷりもすばらしいんですが、時代だよなぁって思わせるのが We Will Fall なんですよね。
調べてみると、この Stooges の 1st が 1969 年でしょ。 MC5 のこれまた 1st も 1969 年でしょ。 Love が 1966 年で、Doors が 1967 年で、We Will Fall がこれの影響下にありそうだという気もするけど、なにしろこのころの Elektra Records はほんとにすごい(ここまで書いて、同じことを)。 Stooges は Elektra と契約したおかげで We Will Fall を録音できたんじゃないかって無理やりな解釈をしちゃうくらいに、Elektra には、そして 1969 年にはその土壌があったんだなぁ。
そして当時は売れなかった、っていうのもすごい話ですよね。 売れないは薬物的な問題があるだわで解散したっていうのもなぁ・・・大晦日にする話題ではないわな。 では良いお年を。
Everything the peace and love vibe of the ’60s wasn’t the Stooges 1969 debut record was: dangerous, violent, chaotic, mean-spirited, and sex crazed. Iggy Pop’s monotone birthday lament, “1969” (“War across the U.S.A. / Another year for me and you / Another year with nothing to do”), pretty much sums up the band’s coldly disaffected outlook. Producer and Velvet Underground second banana John Cale lends the proceedings an appropriately ominous feel, although his attempt to transform the Stooges into V.U. clones on the 10-minute-plus “All Fall Down” is the band’s weakest studio moment. But Iggy Pop and company more than make up for that misstep with the mind-numbingly ugly-and-great “I Wanna Be Your Dog” and the distortion-drenched “Real Cool Time.”