Quiet Elegance はもともと The Glories という同じ3人組のグループから一人抜け、一人入った前後で Hi Records と契約してグループ名も変えて・・・・ということらしいですが、The Glories としては 1967 年から 1969 年にかけて(Date Records から)シングルが出て、Quiet Elegance としては 1972 年から 1977 年にかけてシングルが出た、という、結局は双方ともにアルバムは出なかったそうな(Hi とは単に契約終了で、グループそのもの解散だという、あっけないところ)。 後々どちらも編集盤が出てこうやって聴くことができました。
様々な著名ミュージシャンのバックコーラスを担当していただけあって、どうしてシングルだけだったのであろうかと思うフシもないでもないけど非常にかっこいい。 私が好きなのはディスコティックな Roots of Love なんですけど、「聴かせるソウル」がてんこ盛りでもって、逆にシングルだけリリースされたことが後世功を奏した形になったのも興味深いところです。