仕事で使っている MacBook Air ではこれまで、データを Dropbox に置いてました。 仕事場にある Mac mini でも同様の仕事を行うことがあり、だったらクラウドにあればいいだろうっていう話で 2 年ほど前に環境をこさえたものです。 なにしろ容量が 9GB ちかくありますし、基本はソースコードだもんで取り回しが効いて便利この上ないっていう話だったんですよ。 だった、んですよ。
そしたら最近、Dropbox for macOS での変更点っていうお知らせで
お使いの Dropbox フォルダが ~/Library/CloudStorage に移動します。
とか言い出しやがったんですよ。
そうしたらもう一気に熱が冷めちゃって、更には仕事場の Mac mini では「同様の仕事」をしなくなっておりまして、しなくなったどころか今や簡易的なファイルサーバと launchd を動かすだけになっちゃったんです。
ということなので仕事データを Dropbox に置くのをやめました。 仕事データはすべて MacBook Air において、適宜 Mac mini へ rsync でバックアップを取るようにして(余談ですけど Mac mini から会社のファイルサーバにバックアップしています)、念の為に自宅では外付け SSD にバックアップしてあるので、よほどのことがない限りは安心だろうっていうことになりました。
それと某所と WebDAV で接続するようになり私以外の関係者が使いそうなデータはそこにも置くようになったので、これまで Mac mini に置いてあって適宜マウントして使っていたデータのうち、軽そうなもの(でっかい画像ファイルとかは除いて)は MacBook Air で管理するようにし、WebDAV 上にバックアップを取るようにしたんです。
そうしたら rsync ではちょっと効率が悪いらしいんですね。 rsync webdav でググればいいかと思うんですけど、要は http ベースのネットワークボリュームでは rsync での転送において恐ろしいくらいの http コマンドを出すらしいんです。 それと、差分コピーができないっぽくていちいち全部コピーバックアップするっぽいんですよ(ログを見たらそうだった)。
情報を集めてみると rclone っていうものがあるらしい。 Linux では。 試しに homebrew で検索したらあるんですよね rclone 様が。 だので早速インストールですよ奥さん。 そして、rcloneでWebDAVでTeraCloudにrsyncするという記事を手本に設定しました。
- rclone を homebrew からインストール
- rclone config show し、n して新規に設定を作る
- 名前がスキームになるので foobar: ってすればリーチできちゃう
- rclone copyto (src) (dest) –delete-excluded –use-server-modtime とする
速いです rclone さん。 転送するデータが軽いものばかりということもありますが、とても便利だ rclone さん。