Super Mann (Herbie Mann)

本作は、ファンキー・フルートの巨匠、ハービー・マンのハッピーでダンサブルな1978年作品。セリ・ビーのディスコ・ヒット「スーパーマン」のヒップなカヴァー他を収録。

Herbie Mann というフルート奏者はジャズ畑の人とのことなんだけど、懐が広いっていうか引き出しが多いというか、このブログ的には Brazil, Bossa Nova & Blues (Brazil Blues) あたりを挙げようかっていうところではありますけれども、最近の私的 P&P ブームの流れでこの一枚を(1978 年リリース)。

Celi Bee(Celi はセリなのかチャリなのか)の Superman のカバーはオリジナルに引けを取らない出来栄えで、さすが Herbie Mann だよなって思うところなんですが、実際問題このアルバムで自身の作曲は M6 の Body Oil のみで、しかもこれがすっごくゴキゲンなナンバーなのでかえって気を揉んでしまうところながら、そのアルバム全体で捉えるとやっぱりプロデュースとアレンジを手掛けた Patrick Adams の力が大きいのは間違いがないところ。 むしろ Patrick Adams のアルバムに Herbie Mann が思いっきりフューチャーされている、という見方聴き方のほうがしっくりきてしまうのがなんだかおかしい。 なにしろ真っ当すぎる、直球すぎるディスコっぷりなんですよね。

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