Det Rivna Pianot (Andreas Aarflot)

Andreas Aarflot はスウェーデンのマルチプレイヤーで、Anton Svedbergs Swängjäng(一度聴いてみたい)にも在籍していて・・・つってもおそらくはソロ作以前の 70 年代でしょうけど。 後に映画音楽に携わったり、演奏家というよりも作編曲家として活動しているようで、詳しくは Wikipedia を御覧くださいっていう話。

ソロとしては唯一作の Det Rivna Pianot は 1978 年のリリース。 CD 化されておらず、ストリーミングにも上がっておらず、どうしたインターネット!って励ましの FAX を送りつけたくもなるも宛先不明なので萎む。 そもそもアルバムがどのくらい売れたのか知らないですけど、オリジナルをリリースした Manifest というレーベルは、他に上記 Anton Svedbergs Swängjäng もリリースしていたりで本国ではそれなりに名のあるレーベルだったのでしょうけど、試しにどれかアルバムの詳細を見てみても正式な CD 化はされていないようでメディアを見ると CDr となってる。 そのくらいなので推して知るべしだとは思いますし、他のリリース作品が「あれ?」っていうのだったら元も子もないので、少なくとも Det Rivna Pianot だけでも正規の CD 化を望むところ。

さほどにジャンルというものに固執していないようで、括りとしてはジャズ・ロックとなっていますけれども、ジャンスレスなのは確か。 いきなりプログレ的な、ユーロロック的な展開なのに、すぐさま曲調ががらりと変わり、しばらくしてまた戻る。 そういうので 1 曲ってしていいのかって思いますけど、通り一遍の音楽じゃないんだよって釘を差しているのかもしれません。 いろんなジャンルがごちゃごちゃってなってますけど、一番向いているのはプログレ好きさん達だと思うです。

なお、Dagmar Krause を彷彿とさせるボーカルは、同国スウェーデンのシンガーさんでらっしゃるという Britt Nilsson さん。 他に主だった作品がないのが残念無念。

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