Released in 1971 on the Nasco Label (Felt, Whalefeathers, Electric Toilet), the Much Sought-after in a King’s Dream is Essentially Solid Prog Rock, Doused with Jazz and Psych, that is at Times Progressive, Especially When the Flute is in the Forefront. Hailing from Cincinnati, Westfauster Drew Influence from the Well-known British Bands of the Day, (In Particular the Beatles and Moody Blues). A Rich Use of Instruments, Especially Keyboard, Give a Dreamlike Feel to this Interesting Work.
1971 年リリースの唯一作。 テネシー州のレーベルからリリースされるもバンドはオハイオ州の出。 どう聴いてもイギリスのバンドにしか聴こえなかったので、事実を知ってびっくり。 そもそも唯一作だっていうのもびっくりだし、メンバーのその後が全然わからないっていうのもびっくりで、そうさせるだけの充実した内容なのであります。
サイケデリック・ロックが成熟してアート・ロックになったりプログレッシブ・ロックになったりするくらいが、その初期衝動的な勢いとは別に興味深いところであり、Westfauster の演奏内容もそこにぴったりと当てはまります。 なにしろギターレスなのでプログレ感が増しているのは言うまでもありませんけど、ソフト・ロックっぽい、例えば Gandalf とかそのあたりに通じる美しさがあって、むしろそちらが秀でているところです。
それにしてもこれがアメリカのバンドだとはなぁ。