The Power and the Glory (Gentle Giant)

なんか映像つきの2枚組とかあるそうだけど・・・。

それはさておき Gentle Giant、ご存知イギリスのプログレバンドなんですが、Vertigo で吹っ切れた感のある Octopus(1972 年リリース)の前年にリリースされた Three Friends もいいですし、Chrysalis でこれまた吹っ切れた Free Hand(1975 年リリース)もいいですし、なんだかんだどれもいいじゃんっていう、なんなら 1st からしてすでに Gentle Giant でありますから、もう何をか言わんやの世界ではあるんですけど、そこを敢えて1枚となると私の場合、WWA から 1974 年にリリースされた The Power and the Glory となります。

プログレはプログレなんですが、妙にポップだったり、面倒くさい展開がメインだったり、メカニカルなフレーズだらけだったり、意外にクラシカルなのかなぁって、複雑骨折な印象を持つわけでして、一概にこうっていうふうに言えないんですよね。 強いて言えば、ここからポップさを除けば ReR 軍団になるのかな?っていう。

なにしろ聴いてて楽しくて、毎回何かしらの発見があるんですけども、こないだライブ映像を見てびっくり。 キメの部分でなにかしらのアクションをこれ、強制されてるのか好き好んでやってるのか知りませんけどそもそもキメだらけの、っていうか変拍子ガシガシだろうとキメるところはアクションを伴わなければならないっていう一種強迫観念的ななにかが孕んでいそうでこっちは腹を抱えて笑ってしまうのでした。

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