ボストンにほど近いマサチューセッツ州はブリストルにあるスワンシーという町で 1967 年に結成されたという、だいじなことなのでもういっかい書きますけど、ボストン近郊で 1967 年結成だ。 そして翌年の 1968 年に２枚のアルバムをリリースだ。 つまりそういうことなのだ。
ちなみに同年で２枚のアルバムということなんですけど、1st にあたるのがバンド名を冠したほうで、Outside Looking In は 2nd となります。 AtoZにすると 1st のほうが後になっちゃうのでわかりませんですが、1st の１曲めはご存知ゼムの名曲 Gloria で、なんとまぁぽっと出の学生バンドの1st の１曲めがカバーでしかも６分だっていうんですからボスタウンサウンドもでたらめというか無尽蔵というか。
しかしながら奇跡のような話、これら２枚のアルバムは教科書的なサイケロックを収録しており、多分にガレージ色も強く、もちろんのことながらファズで蝉が鳴いていますし、不安になるオルガンの音が「ずっと」鳴っています。 ちょっと荒く、ちょっと瑞々しく、ヤングなみなさん頑張ってます。
ちなみにヤングなみなさんは 1970 年には解散したそうですけど、その後ちょいちょい再結成しているのだそうです。 それはそれで恐ろしいことではありますが。