Pictures In My Mind – Anthology 1984-1994 (Magic Mushroom Band)

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ブログのシステムを変えた時、それはえっと・・・このブログの始まり・・・えっと、2008 年 5 月っていうくらいですからもう 15 年も前になりますか、その頃にはそれまでに使っていた MovableType のアーカイブを(静的なもんで)ごっそりビルドして書庫よろしく置いていたんです。 が、いつのまにかそれも消え(おい)、なんとかするんだったと後悔することが1つだけありまして、いや2つだけありまして、両方とも記事をロストしちゃったことなんでありますけれども、かたほうは Wendy & Bonnie の Genesis で、もうかたほうが Magic Mushroom Band の R U Spaced Out 2 なのでありました。

サイケデリック・スペース・ポップという肩書のもと、1982 年に結成されたというイギリスのバンド Magic Mushroom Band は、Ozric Tentacles と双璧をなすネオサイケデリックなスペースロックをよしとしたところで、Hawkwind マナーもちゃんとまもっているパーフェクトなみなさんなんですけれども、その 1993 年にリリースされた傑作との誉も高い R U Spaced Out 2 をリリースしたあと、行方がわからなくなっていたのでありました(少なくとも私の中では)。 最近になってフロア系の派生ユニット Astralasia が活動のメインになったと知って早速聴いてみるも、んーー・・・・っていう MMB を期待しすぎた自分に気づくのでした。

2016 年に突如としてリリースされたこのアンソロジーは、アンソロジーだけあってまんべんなく網羅をされており、私が一番好きな Hubbly Bubbly も収録してあってにんまり。 こう通して聴くと、ネオサイケから緩やかにスペースロックに変遷していくのが興味深く、R U Spaced Out 2 をリリース直後に(このバンドとしては初めて)買った身としては、ちょうどいい時期に知ったのだなぁと感慨深くもなります。 そもそもはバンド名にひかれて聴き始めたようなもんなんですが、当時はモロにキノコのジャケットながらも中身はブルース・ロックで「それ違うし!」ってなるものや、そのものズバリなキノコのジャケットで中身もそういう系で腰を抜かすこともあったり、密度が濃かった記憶があります。 全部リアルのCD屋さんでの話(場所は茶水か新宿か明大前か渋谷)。

そういうことは今後、ないんだろうなぁ。

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