1970 年リリースの唯一作。 サイケフォークとかアシッドフォークとかいわれています。
夫婦デュオで、デュオ名にあやかって Hemingway 姓を名乗り、どこまで本気なのかはわかりませんけれども、フラメンコ風の曲もあったりで、それなりに「寄せて」きてはいるんだろうなぁって思いますが、正直それらは内容にはあんまり関係ない。
縁があってこのところデュオのフォーク系を聴いているのですが、総じてわかったのが歌い手さんに女性が含まれていないと(私には)受け入れられないっていうことでした。 男性二人、それじゃいかん。 女性はいるけど歌わない、それじゃあきまへん。 女性二人、それはそれで心配。 なんともわがまま放題な話ではありますが、そういった線から導いてみても、The Sun Also Rises は相当によろしい。 英国系だからなのか陰のある神秘性もあり、ちょっとアンニュイだったり、そもそも音数が極端に少ないので色々が聞こえてしまって却って困るくらい。
っていうかこの時代の女性の歌い方はこういうものなのだろうか。 何を聴いても「ダグマー?」ってなってしまうのですが。