知らなかったんですが、Randy’s Studio 17 のドキュメンタリー映画「Studio 17 – The Lost Reggae Tapes」がちょいと前にあったらしいですね。 全然知らなかったんですが、それはさておき、その Studio 17 といえば JAVA JAVA JAVA で、クレジットは Impact All Stars なんですが、これ 1 枚じゃなかったんですね続編があったんですね。
ここいらでちょいとややこしいのがクレジット。 2015 年にまさかの再プレスとなった Randy’s dub は、Clive Chin (presents) 名義。 でもこれって Impact All Stars 名義の Forward The Bass(1998 年リリース)に全曲収録されていて、パソコンなんかで曲順を揃え直せば Randy’s Dub になりますよっていう話。 なので、Impact All Stars っていう括りで JAVA JAVA JAVA と、この Forward The Bass を持っときゃ無事収まる話なのであります。
ダブといってもアプローチは多様で、ここで聴けるのは悪く言えばオーソドックス、良く言えば上品なダブでありまして、過激(そもそもダブっていうものが過激なミックスなのではありますが)に走らずにとても聴きやすい。 じっくり聴いてもいいですし、BGM にももってこいです。
ということで、さすがに 200 枚未満しかプレスされなかった Randy’s Dub のオリジナルじゃないと意味がないっていう原理主義的な向きはさておき、今ではふつうにストリーミングとかでも聴けますので、ダブの入門編っていうことでぜひぜひどうぞ。