ニュー・ジャージー州イースト・オレンジ出身で、ヤング3兄弟らが結成したバンド。スティーヴ・アーリントンのグループやオーラでのプレイでも知られるベーシストのバディ・ハンカーソンがプロデュースでも関わっていて、抜群のセンスをみせる。紅一点のジャックリーン嬢が歌うアルバム表題曲は特にイギリスで大きなヒットとなった。ブラウンズウィック最後を飾る80’s サウンド/ディスコ・ブギーの必聴盤だ。
ブランズウィック・レコード
1950年代から続くシカゴ・ソウル・レーベル。ジャッキー・ウィルソン、「オー・ガール」の大ヒットを持つシャイ・ライツを筆頭にバーバラ・アクリン、タイロン・デイヴィスなどが在籍、60年代~70年代前半に隆盛を極める。DAKAR RECORDS,BRCといったサブ・レーベルがあり前者はタイロン・ディヴス、後者はエリミネイターズ、EXIT9といった通好みのサウンドを提供、また、後期にかけてリリースされたBOHANNONなどのディスコ・サウンドも近年再評価が高まっておりポップスファン、ソウル・マニア、ヒップ・ホップ・ファンまで世界中の音楽ファンから愛される名門中の名門。
ヤング3兄弟らが結成したバンド、だったのか。 The Youngs でシングルを出しているそうですが、そもそも Jacqueline Thomas 率いる・・・ということではないそうで、それは内容にも反映されており、全曲で Jacqueline さんがバリバリに歌いまくるということではありません。 Jacqueline さんがバリバリに歌った曲がイギリスで大ヒットした、というのが真実のもよう。
未練がましいようですが Jacqueline さんがバリバリに歌いまくるアルバムを聴いてみたかった、という本音はさておいて、それにつけても道理でこういう内容なのかっていうくらいのディスコっぷりで、これはこれで評価されて然るべき内容だと思うんですよね。 (アルバムにおいては)どっちつかずのベクトルで彷徨ってしまったのが評価を得られなかった原因だったかもしれません。