Hollie Cook も 2011 年のデビューっていうから干支を一回りしておるわけで(イギリス人に干支とか言ってどうする問題はあるものの)中堅さんの仲間入りをしているんではないかと思われますが、レゲエシンガーの割にはダブ作品がない、あっても 1st のそれだけなんだなぁっていうんで聴いてはいるもののなんかあやふやにしていたのでありますが、こないだの盆入りのときに(これを書いているのは 8/18)に去年リリースされた Happy Hour のダブ盤がリリースされたっていうんで、通して聴いてみましたら止まらなくなっている自分に気づくのではありました。
もちろん最新作もそのダブ盤も素敵な内容ではあるんですけれども、ラヴァーズ・ロック好きの当方としてはどれか一枚というと 2nd のこの「Twice」(2014 年リリース)を聴くことが多いです。 とはいえラヴァーズ・ロックとして聴いているのではなくて、この人の独特なポジション(トロピカルポップでしたっけ?)をして、それを加味して聴いているのであり、例えば「Looking For Real Love」なんてかなりキテいますし、そもそも 1 曲目のタイトルが「Ari Up」ですから、もうちょっと・・・。
とまれ、シンガーとしてその立場を確立している御身のようですので、親が誰かとかそういうのはどうでもいいくらいになっています。 必聴と言い切ってしまおうか。